もっか

とりとめのない

家族とか愛とか

第二子妊娠、里帰り中。

妊婦、二歳児、弱ってる祖母、甲斐性のない父、半引きこもりの弟、働いて皆の面倒見て疲れ切っている母。

自分の家族を作ろうとしてるときに、実家のクソったれな部分を見ると悲しくなる。

なんつーか、愛が感じられない。

ああ、自分ここで育ってきたんだなって。

結果として現れてる、自分も家族に対して思いやりないもの。

クソったれだなと思うけど、思うだけ、何もしない。

愛ってなんぞや。

みんながみんなに辛く当たってる気がしてならない。そんな姿を見てたら子どもだってそういう態度取るよね。

母は実母の祖母とよく喧嘩をしてた。

父は母を大事にしていたか?

自分の子を連れてきたからよくわかった。

ある人がある人にそういう態度を取っていいんだと分かると、人はすぐそれを真似する。

自分もそうやって育ってきてしまった。

大人になったから少しは考えられるようになったけど、染み付いてしまったように思えてならない。

これから作る自分の家族は、みんながみんなを思いやれる家族がいい。

そう思わせてくれたのは夫だ。

夫は私のことも息子のこともとてもよく褒めて大切にしてくれる。ちゃんと口に、態度に出してくれる。人前でもだ。

私はそれを恥ずかしいことだと思っていたが、そうした行為は素晴らしいことだと思う。

私は褒めることが苦手だ。うまく出来ない。そもそも感情を口に出すことが苦手だ。

そんな自分にそんな家族が作れるだろうか。

 

自分の家族が実はクソったれだったというのも本当は受け入れたくない。

家族の在り方は変化する。

誰かが病気をしたり、巣立ったり、戻ってきたり、死んだり、

今はそういう時期なんだと思おう。

ここで育ってきた自分を素直に受け入れて、感謝したい。

 

いまは第二子を待ち望んで、キラキラしている私たち家族。

きっと私たちにもどんよりとした時期がくるだろう。

私はそれを悲観してしまうけど、素晴らしい夫がいるから大丈夫。けど

…そんな夫が変わってしまったら?

私は支えきれるだろうか………